ウィンドウズ版オープンオフィスを最新のv2.2にバージョンアップしたら、日本語変換ソフト、Japanistとの相性も良くなったようで、オープンオフィス・カルクを使用中にJapanistを立ち上げるとフリーズ、という現象がなくなった。
というわけで、親指ひゅんQには退場してもらい、Japanistの復活です。

しかし、ちょっと苦言を・・・。
ウィンドウズ標準IMEでは、「おやゆびひゅんきゅう」の入力で、「親指ひゅんQ」と一発変換されたのに、Japanistては「親指ひゅんキュウ」となってしまい、「キュウ」の部分は英数字にモード変換してから「Q」と打ち直さないとだめのようです。
Japanistさん、もうちょっと頑張ってもらわないと、と言った感じでしょうか。
これはほんの一例だが、他にも変換能力でちょっと、といったところがあります。次のバージョンではぜひ改善を、と言いたいのだが。

そ れと、もし、新バージョンを出すならば、もう少し価格を抑えてもらえれば嬉しいが、どうなんだろう。リナックスでは無料だよ、とまでは言わないが、辞書が 付いているにしても5,000円を越えてしまうのはね。どうしても親指シフトを使いたいという物好き意外は買わないだろう、おそらく。
入力予測はできなくても、親指ひゅんQを使えばわざわざJapanistを買う必要もない。Japanistを使うときの敷居はけっこう高いのだ。

結局、親指シフトを使うこと自体、キーボードの件といい、専用ソフトの件といい、今のままでは、敷居の高さは壁のようにさえ感じるときがある。
もっと、安価な、しかも小ぶりで、打ちやすい専用キーボードがあれば、多少価格は高くても、迷うことなく買うだろうが、いまある機種は買う気も起きてこない。

ところで、いま使っているキーボードはバッファローのBKBU-J109LGという1,000円もしない安価なキーボード。これと同じ物を4個も持っている。そのうちいちばん打感のいい物を使っているのだが、どうもこれがいちばん自分に合っているようだ。

最近使ってみたのは、同じバッファローから発売されたBKBU-MCJ109Aという機種。パンタグラフ式キーボードで、キーボード専門店、ショップUでも親指シフトに最適な配列としてこのキーボードを推奨している。
しかし、、残念なことに私のPS2端子にコネクターを介して接続してもこのキーボードは動作しない。メーカーに問い合わせてみたら、理論上は可能だが、動作保証はしていないとのこと。残念なことに私のPCでは、USB接続ではブートローダーでのOS:選択ができない。BIOSを編集してもだめなので、諦めるしかない。

ウィンドウズ・ビスタに変える予定も今のところまったく未定で、限りなくゼロに近い。となると永久にお蔵入り?キーボードの出来もいま一歩の感じがする。キーの反応が一定でなく、パックスペースキーのようにちょっとさわっただけで動作するキーもあれば、エンターキーなどは底まで確実に打ち込んでも動作しなかったりする。まだ、馴染んでいないこともあるが、いま使っている安物のキーポードのほうがはるかに使いやすい。というより気持ちよく入力できるといった表現がぴったり。

しばらく前までは、テンキーのないキーボート、アーベルの薄型ミニキーボード、DPKM7UMTを使っていたが、最近、A4TECH・WWT-5というトラックボールを左手で使えるように訓練したおかげで、晴れてテンキー付きのバッファロー・BKBU-J109LGに戻したというわけ。もう半年以上この環境で使っているが、けっこう気に入っている。

このトラックボール・WWT-5は「クリオネ」という愛称で呼ばれてるようで、昔からファンの多い機種らしい。しかも値段が安い(1,500円程度)うえに、機能がしっかりとしている。スクロールボタンが左右に二個あって、片方は上下にスクロール、もう一方は左右にスクロールするという、まるでマイクロソフトのチルトスクロールを先取りしたような代物。

左右に飛び出たボタンは「クリオネの羽」と呼ばれていて、これも慣れると非常にいい感じだ。ケンジントンのトラックボール、オービットよりもはるかに使いやすい。スクロールボタンが付いているので当然かも知れないが・・・。
しかも、オービットの青いボールがぴったりとこのクリオネに合う。もともと付いていた赤いボールをオービットの青いボールと入れ替えて使っているが、調子は非常にいい。

クリオネトラックボールと安物キーボートで親指シフトというのが今の私の入力環境。だが、これがいまお気に入りの組み合わせになっているので、まだまだ、このままの環境が続きそう予感がする。

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