IDDMで通院

昨日13日は定例の通院日。

前回までの受診とは違い、今回は診察の一時間ほど前に受付、血液検査、尿検査を済ませ、その検査結果を待っての診察という予定。
検査結果がその日に判明するので少し時間はかかるが、待っていてもそんなに苦にならない。

実際は、診察待ちの患者さんが少なかったためか、いつもより待ち時間が短く感じられるほどで、ちょっぴり拍子抜け。
待ち時間中にかなり読み進めるはずだった「カラマーゾフの兄弟」が変なところで中断させられ診察室へ呼ばれた。

ということで、前回と今回の2回分の臨床検査報告書が一緒に渡された。今回分は至急報告書となっている。たしかに至急かもしれない。
報告書を見ると、前回のHbA1cは6.4、そして今回は6.9。今回かろうじて7パーセントは切ったが、思っていた以上に結果が良くない。
主治医もそのへんが気になったらしく、7パーセント前後がちょうどいいと言う前言は何処かへ行ってしまったようで、私の血糖測定表を見つめたまま考え込んでいる。測定表の備考欄に書き込んだコメントにその原因を探しているようだ。

ふいに、「炭水化物だな」と主治医。
たしかに、最近、食事のメニューが変わってきている。
今までは、私は私自身の食事を用意してそれを食べていればよかったが、母の入院騒ぎ以来、母の料理も私が作るようになった。当然、母用の食事を私も一緒に食べる。
まあ、そんな理由もあって、このところの血糖値の暴れようは半端じゃない。高血糖だと思ったら低血糖。かと思ったら今度は高血糖、と言った具合。

食品成分交換表をもとに食事を見直す必要があるな、と主治医は言うが、私はあまり真剣に考えていない。
ちょっとは考えてもいいが、疲れるだけ、と言う気がしないでもない。
10年ちょっと前、発症直後はきちんと計算して食事を取っていたが、それも何年か続いただけでその後は勘で食事量を決めていた。結果はあまり芳しいものとはならなかったが、神経質に考えすぎるのもどうかと思う。

だが、とにかくHbA1cは6パーセント台をキープしたい。そのためのちょっとした努力・・・(なんか言葉が野暮ったい)・・・ぐらいならなんとかやってもいいかな。

今回の総支払い額は10,970円。4週間分にしてはちょっと高い?

Fedora7からFedora8にアップデートして約半月。初めのころはいろいろな設定が面倒で、インストールしたままWindowsXPを使っていたが、やっとメールと親指シフトの設定も終わり、最近メインのOSに復活。今では電源投入でFedora8が立ち上がる。

とは言っても、Ubuntuにも気持が惹かれていたので、こちらもインストールしてみた。
うまくいけばマルチブートとなったわけだが、Fedora8を残したままUbuntu7.10をインストールしたものの、ブートローダーがFedora8を認識してくれない。どうもパーティション設定が正しくなかったようだ。

Ubuntuのデスクトップが表示されたとき、驚いたことにWindowsXPのパーティションがアイコンとして並んでいる。しかも、アイコンをクリックするとWindowsXPのファイルがズラズラと出てくる。そのファイルかUbuntu上で開けるからまたまた驚き。

たとえば、ビデオファイルをクリックすると必要なコーデックを検索し、見つかると自動的にインストールしてくれる。なんとも至れり尽くせりだ。簡単にWindowsXP上のビデオファイルがUbuntuで観ることができる。
Ubuntu恐るべし! こんな芸当を見せられるとUbuntuにグラッと傾いてしまったが、じつは、今はFedora8に戻している。
つまり、Fedora8を再度インストールしたというわけ。

できればUbuntuを残したかったところだが、Fedora8のインストールでは手動で狙ったパーティションにインストールすることはちょっと無理のよう。仕方なくせっかくインストールされたUbuntuは削除するはめになった。できないことはないのだろうが、如何せん知識不足は否めない。

Fedora7に比べてFedora8外観は、全体的に手を抜いたかなといった印象がある。ちょっと野暮ったい感じがする。
デフォルトの背景が時間と共に変わるのは面白いが、これもくすんだ色がどうも好きになれない。
どっちみちデフォルトの背景を使うことなどないのでどうでもいいことだが、Fedora8が出たばかりなのにFedora9がちょっぴり待ち遠しい。

でも、中身は進歩しているようだ。
CNET Japanによると次の通り。

●Fedora独自の機能を削除できる。これで、簡単にFedoraからユーザー独自のディストリビューションを作れるようになる。
●接続されたプリンタの検出、ドライバの自動インストール、プロセス経過の通知が向上。
●時間の経過とともに徐々に色が変化する画面の背景。真夜中は暗い画像で、夜明けが近づくにつれて次第に明るくなり、日中は明るい青色になる。
●オーディオ機能を向上させるPulseAudioアプリケーション。たとえば、プログラムによって異なる音量を設定したり、ユーザーの切り替え時に音楽の再生を中止したりすることができる。
●GNOMEオンラインデスクトップ。ブログ更新の通知、再生中の音楽の情報などをグループで共有できる。
●ティックレスカーネル。コンピュータがビジーでない場合にアイドル状態にして、消費電力を下げ、効率を高める低レベル機能は、Fedora 7では32ビットシステムのみ対応であったが、Fedora 8では64ビットシステムでも利用できるようになった。
●Linuxのかねてからの問題にも対応している。サスペンド機能、特殊キー、モニタのバックライトなどのノートPC機能のサポートが強化されている。

ざっと上記のような感じで進歩しているらしい。
使い心地も悪くないし、何よりいろいろ設定を変更したり弄っていて楽しい。
ウィンドウズでしか使えないソフトが多い現状では、まだ完全にリナックスに移行することはできないが、たいていのことはリナックスでもできるようになってきた。
ウィンドウズ離れがさらに進んだことは間違いない。

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