Ubuntuの設定メモ

Windowsとのデュアルブート環境でのUbuntu設定メモ

●「StartUp-Manager」のインストール
「アプリケーションの追加と削除」で、「すべての利用可能なアプリケーション」を選択
「システムツール」をクリックして「StartUp-Manager」にチェックを入れ、インストール
これで、ブートローダーの設定が変更可能

●「Splash Screen」のインストール
「アプリケーションの追加と削除」で「その他」をクリック、「Splash Screen」にチェックを入れ、インストール
だが、画像は設定できるが背景色の設定はできない
ログイン後の背景色変更を参照

●ログインテーマ、ブートローダー背景画像、スプラッシュスクリーン、デスクトップ背景画像、デスクトップテーマ、アイコン、カーソル等は下記のサイトからダウンロード

Art.gnome.org
http://art.gnome.org/
GNOME-Look.org
http://www.gnome-look.org/

●ログイン後の背景色変更
Splash Screenでは画像の変更はできるが背景色は変えることができない
端末を起動して
sudo gedit /etc/gdm/PreSession/Default
と入力
表示された画面を下方へスクロール
BACKCOLOR="#dab082"
の色番号を書き換える
BACKCOLOR="x"
と書き換えればログイン画面の背景色が適用される

●SCIM入力メソッドで親指シフト入力の設定
SCIM入力メソッドの設定画面、フロントエンドの全体設定
「ホットキー」の「開始」をキーコード、「Henkan」に設定
モデファイアを「リリース」にチェックを入れ、追加をクリック

IMエンジンのAnthy設定
「一般」メニューで「ローマ字入力」を「親指シフト入力」に変更
「キーバインド」メニューで
「キーバインドテーマ」を「標準」から「Microsoft IME」に変更
「機能」で、「変換」のキーバインドから「space」を削除、
「選択文節の確定」のキーパインドに「space」を追加
「次の候補」のキーパインドから「space」を削除
「次の文字種に変換」のキーバインドに「無変換」を追加
「ひらがな変換」のキーバインドに「無変換」を追加

次に、メニューの「かな入力」をクリック
親指シフト配列の「右親指シフトキー」から「space」を削除
同時打鍵時間を200ミリ秒から100ミリ秒に変更(この数値は打鍵ミスが起きないように適宜調整)

続いて、メニューの外観をクリックし、背景色、文字色をATOK風の色に変更

●「:」キーにバックスペースを割り当てる
テキストエディターで
keycode 48 = BackSpace asterisk kana_KE
keycode 211 = colon underscore
と入力し、ファイル名を.Xmodmapとしてホームフォルダに保存
端末を起動して
$ xmodmap ~/.Xmodmap
と入力し、Enterで実行
これで「:」キーがBSキーに変更される
「:」は「\(バックスラッシュ)」に移動

再度ログインすると、上記のコマンドを読み込むかどうか聞かれるので、読み込みのほうに入れてOKをクリック
次からはこのダイアログは表示されない

カラマーゾフの兄弟」全5巻をやっと読み終えた。

第4巻はドミトリーの有罪判で終わっている。別巻があるということは知っていたが、とくに読む必要はないかなと考えていた。
ところが、書店でその別巻を立ち読みしていると、まだ物語は続いている。そう、単なる別巻ではなく、エピローグ・別巻となっている。調べてみると、エピローグというのは、詩歌、小説、演劇などの集結部を意味するらしい。

そういうわけで、すぐに買い求めつづきを読み始めた。
エピローグは約60ページですぐに終わった。
第1巻からエピローグまで総ページ数は2,000。何ヶ月かかったことか。しかし、よくもまあ読み続けたものだ。

エピローグのあとは、訳者による「ドストエフスキーの生涯」「年譜」「解題「訳者あとがき」となっている。
訳者による解題を読んでいて、じつはあまり深く読み込んでいなかったことに気付かされた。ひと通り読み通したと言うのが実感。

トルストイとかドストエフスキーの小説などというと、たいていは途中で挫折してしまうのが常だったが、この小説は最後まで読み通した。
訳者が書いているとおり、平易な生きた言葉で書かれていて、リズム感もばっちり。飽きることなく読むことができる。とにかく面白い。

ロシア文学は名前がつまずきのひとつらしい。この小説では訳者ができるだけ簡略化したと書いているが、正式名で書かれている後にすぐに愛称出てきたりして、ときどき混乱させられる。
この文章も名前を愛称で書いたらいいのか、それとも正式名で書いたらいいものかちょっと戸惑う。

だが、エピローグを読み終えるとなぜか物足りなさがつきまとう。どうしてか?
兄弟の物語が中途半端なところで終わってしまっているので、どうしても消化不良を起こす。そのあとどうなった?
それと、途中で出てきたリーズはいったいどうなる。コーリャは?
イワンは?クルーシュニカは?カテリーナは?さらに有罪となったドミートリーは?
皆どうなったのか?
それよりも問題なのは、主人公アリョーシャはこの後どうなったのか?

訳者の解題にそのへんのことが書かれている。
カラマーゾフの兄弟を書き終えたあと、ドストエフスキーの突然の死が葬り去った、書かれることのない第二の小説があったのだと言う。
確かにそういうことでないと私にも納得できない点が多い。

第4巻に、ストーリーとは脈絡がなく少年たちとアリョーシャの物語が書かれている。小説を読み終えると、あの少年たちはいったいなんだったんだと言う疑問がわいてくる。
エピローグで再び最後に少年たちが出てくる。そして、最後に「カラマーゾフ万歳」で物語は終わる。これって、いったい・・・。

訳者も書いているように、この第二の小説は想像するしかないようだ。なんのメモもそのことについて作者は書いていないらしい。二度と書かれることのない小説のことをあれこれ詮索するのもいいが、わたしの今の気持は他の小説も読みたくなってきた、に傾いている。
それよりも、解題に出てくるゲーテのファウストの方に関心が移っているのかもしれない。

放蕩生活をしたあげく、冤罪の十字架を背負いながらも生き抜こうと決心するドミートリー。
神に愛され、祝福されて生きているように見えるアリョーシャ。
一方、幻覚となっているが、じつは悪魔に魅入られたイワン。
イワンが悪魔めがけてコップを思いっきり投げつけると、悪魔が言う。「マルチン・ルターが投げつけたとかいうインク瓶、思いだしましたよ!」と。

聖書のヨブ記の解説でもゲーテのファウストが出てきた。私は読んだこともないし、なんの知識もないが、悪魔と人間との関わりが主題になっているということはなにかの本を読んで知っている。
しかし、ただそれだけしか知らない。
だが、このファウストを読みたくなった。

通院

昨日は毎月恒例の内科外来通院日。
雪もやんで、天気はまったく心配無用の自転車通院。ただ、北風が強いのでサングラスは必要だったかも。風があるとどうしてもほこりが目に入ってくる。おまけに途中で道路工事をやっていたからたまらない、まともに目を開けていられない。そんなわけで、途中で自転車を停める場面がしばしば。ほこりが目に入っても風の強い場所では簡単にはずせない。涙でほこりを流してしまうのがいちばんいい。他人が見たら何事と思うだろうけど・・・。

今日も診察1時間前の受付。受付を済ませ、そのまま処置室で血液採取、そして2階で尿検査。そしてゆっくりと診察を待つ。受け付け後、延々と待たされるよりも、すぐに検査というのはなんか得をしたような気分。
少し時間が余分にかかるが、その日に結果がわかるのでこのほうが、一ヶ月後でないと検査結果が分からない今までの方法よりもはるかにいい。

そして、診察。
検査の結果、HbA1c(グリコヘモグロビン)は7.1と前回よりも0.1ポイント良くなった。ほとんど横ばいと言ってもいいくらいだが、このところの血糖値測定表を見ると、とてもHbA1cが7.1で収まる血糖値とは思えなかった。7%台後半か、場合によっては8%台にまで悪化したかなと考えていたので、今回のHbA1c7.1はちょっぴり驚きの数字。
しかし、前回投稿時のグラフを見ればわかる通り、7%台というのはあまり褒められた数値ではないことも事実。

さて、話は前回処方されたベイスン錠のことへ。
腹痛と下痢で一週間で服用を止めてしまったと告げたら、主治医はちょっと残念そう。服用していればもっといい状態になったはずと考えているようだ。
そこで今回は同じ作用の薬、グルコバイを処方すると言う。ただし、私があまり乗り気でないこともあって2週間分だけ。私としては服用する気持もないのだが、少しは主治医の顔も立てねば。

結局、昨日の診察時の要約は、
1、HbA1cの改善(インスリン量は現状のまま)、7%から6%台に
2、ベイスン錠に代わりグルコバイ錠の使用
3、CK値の異常(おそらく、自転車での筋肉痛ではないかと判断)

今日の診察と薬の料金は総額12,030円。
4週間に一度にしてはちょっと高い、かな。

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