リナックスで親指シフト

さらば98/Meの「セキュリティパッチ」
7月の月例アップデートは7件、Win98/Meは最後のパッチ

7月の月例パッチは緊急の脆弱性のフィックスなど7件。予定通り、これをもってWindows 98とWindows Meのサポートは終了する。

上記はITmediaの記事。ついにWindows 98とWindows Meのサポートが終了だ。
わたしは早々とリナックスに乗り換えてしまったからいいが、まだそのまま使いたい人はどうすればいいのだろうか。
なんとも寂しいね。

ところで、Fedora Core。前記事でけなしてばかりいたんではなんなので・・・。

前にも書いたように、最近のリナックスでは文字入力方法として親指シフトが標準で選択できるようになった。
一昨年にそれまでのローマ字入力から親指シフト入力に改宗したわたしにとっては、これは非常にありがたいことだ。
先人の努力にもかかわらず、ウィンドウズではなんとなく異端扱いされていた親指シフトも、このリナックスではやっと市民権をえたような感じさえする。

まだ使い始めて間がないが、Fedora Core 5に搭載されたAnthyという日本語変換エンジンはウィンドウズの親指シフト専用ソフト、Japanist2003にひけをとらない性能を持っているようだ。
もちろんJapanistにはいろいろな辞書も付いているので同等扱いはできないが、親指シフト入力だけを考えてみると、使い勝手に不満はあまりない。

ただ、親指シフト入力の利点と私が勝手に思っている「ん」キーの右にある後退キー。残念ながらまだAnthyではうまく設定できない。
キーバインドでとりあえずコロンキーをバックスペースに割り当てているが、どうも挙動不審な動きをする。
文字入力中、確定前はバックスペースとして働くが、一旦確定してしまうと今度はバックスペースではなくコロンキーに早変わり。その時はエンターキーの上のバックスペースを使わなければならない。なんともややこしい。Japanistを使っているような気持で入力していると、頻繁に入力ミスを繰り返すことになる。
この辺のカスタマイズが簡単にでき、もう少し変換性能が上がればもう完璧といっていいかもしれない。

私の使っているキーボードはごくごく普通の日本語109キー配列。親指シフト専用キーボードではないので、タッチタイピングが要求されることと、機種が少ないことがちょっと気になる。しかし、いったん親指シフト配列を覚えてしまえば、入力の気持ちよさと打ちやすさに少なからず感激するのではないかと思う。

これからは、親指シフトはリナックスで、なんてことになるのかな。

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