今年の4月、ITmediaに次のような記事が載った。

Windows 98/98 SE/Meのサポート、今夏で打ち切りへ

2002年からたびたび延長されてきたサポートがいよいよ7月末に打ち切りとなる。これらのOSを使っていたユーザーはどのタイミングで、どのOSに切り替えるべきだろうか?
2006年04月14日 17時24分 更新

MicrosoftはWindowsユーザーにOSの交代を迫っている。次世代Windows Vistaは旧世代のPCでは対応しきれないかもしれないというのに、Microsoftは今夏でWindows 9Xコードベースのサポートを終了すると発表している。

Windows 98/98 SE/Meを使い続けたい「頑固者」に対し、2006年7月11日をもって一般サポート、テクニカルサポートならびにセキュリティ更新プログラムの提供が打ち切られる。


私が使っていたOSはWindowsMEとXP。
しかし、今ではMEは使っていない。今夏でサポートがきれるのでちょうどよかったかもしれない。MEの代わりに使っているのはリナックスのUbuntu。その前はFedora Core 4が入っていて、一応使える状態にはなっていたけれども、いろいろ不便なことがあってそのまま放ったままになっていた。

●Fedora CoreからUbuntuに
そして、Fedora Core 5にアップグレードしようと一度は試みたのだが、残念ながらデスクトップが文字化けばかり。
わたしの貧弱なスペックを持ったノートパソコンにはどうも相性が悪いらしい。
で、Fedora Core 5は断念、Ubuntuに代えてみた。

●インストールは簡単
まず最新版のUbuntu 6.06に挑戦したか、どうしても途中でフリーズしてしまう。何度やっても同じところでストップする。
ところが前バージョンの5.10のインストールは問題なく完了。そこで、さらに最新版をインストールしたらどうなるかと思い、6.06をインストールしてみると、なんとこれがいとも簡単に終わってしまった。しかも、Fedora Core 4では認識されなかった無線ランカードが、Ubuntuではあっさりと認識されてしまった。

●無線ラン設定も楽
無線ランの設定も非常に簡単。無線ランカードもきちんと認識してくれるし、ランの名称さえも既に認識している。ただ、WEPキーを打ち込めばそれで完了。
インターネットに接続しようとFirefoxを起動したらあっけなくネットに繋がった。
Windowsのときのような面倒な設定も必要ない。なんとも、感動ものだ。

●ちょっと問題も
ただ、ひとつだけ問題が残った。
コンピューターのスペックが低すぎるのかグラフィックに問題があるのか、解像度が800×600以上に上がらない。せっかくのXVGAのモニターが小さな画面の周囲は真っ黒のままだ。
どうやらコマンドラインで設定を変更できるようだが、知識がないので今は無理。
この辺は、やはりちょっと敷居が高いかな、と感じるところだ。

●結構使える
文字入力方法もいろいろ選べるのもいい。
普通はローマ字入力とJISかな入力のふたつだが、最近のリナックスでは親指シフト入力も選択できる。
私も親指入力で使っているが使い心地は悪くない。設定も細かくいじれるのでもっと使いやすくなるかもしれない。

オフィスソフトもすべて入っている。しかも、最新のものだ。
Windowsでもオープンオフィスを使っているが、リナックスでもまったく同じように使える。オープンオフィスで作ったファイルをやりとりしているがまったく問題ない。全体的に使い勝手はいい。

コマンドを覚えなければ使えないと思っている人には味気ないかもしれないが、コンピューター初心者でも十分使えそうだ。
もしかすると、ウィンドウズよりも簡単かも。

1 Comment:

  1. Anonymous said...
     古くなったPen4のノートパソコンがあるのでこのUbuntuの記事に興味を惹かれました。インストールするのに雑誌の付録か何かのUbuntuDVDを使えばよいのでしょうか?

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