前回の投稿でUBUNTUのアップデートの際、フラッシュの具合が悪くなったと書いたら、翌日にはFirefox3とフラッシュがアップデート。フラッシュがまた快調に動き出しました。

ところが、最近また何やらアップデートしたら、フラッシュがまたも不調。どうやら別のフラッシュソフトが動いているようです。
追加と削除でそのフラッシュソフトを削除したのですが、ディレクトリにコピーされてしまったのか、どうしてもそのソフトが立ち上がってしまいます。

で、ルートディレクトリとは別にホームディレクトリにFirefox3をインストール。フラッシュもそのプラグインディレクトリに入れ、起動シェルスクリプトのアイコンをパネルにドラッグアンドドロップ。やっとフラッシュがまた快調に動きだしました。
ま、そのうちルートの方のFirefox3も動くようになると思いますが、しばらくはホームディレクトリのものを使うようになりそうです。

さて、昨日はIDDM(一型糖尿病)の通院日。
検査の結果、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が6.9と久しぶりに6%台突入です。7%台をうろうろしていたので、やっとといった感じです。ランタスをレベミルに替え、インスリン量を2回とも一単位ずつ増やしたのが効いたのかも。

しかし、主治医のいう通り、ほとんど低血糖は起こりませんでした。前回の検査後、僅か2回の低血糖です。
主治医はもう一息とおっしゃいますが、私はこんなところでいいのではないですかと。
ま、もうちょっと頑張って見てもいいのですが、低血糖がね。

ところで、会計での支払いで、「15,320円です」と告げられたとき、一瞬、わが耳を疑いました。
「うっ、聴き間違い?」でも、間違いではないようです。
いつもなら12,000円台です。3,000円アップはちょっと大きい。
薬局で順番待ちのとき、しげしげとその明細を見てみましたが、基本診療料が異様に高くなっているほかはとくに問題ないようです。

今日も計算間違いかな、と会計から声がかかるのを待っていたが、一向にその気配はなさそう。
前回、前々回と続けて計算間違いがあったのでね、またかと。

今日はおとなしく支払っておきました。次回、確認するしかないようです。

WindowXPをシャットダウンしようとしたら、「更新をインストールして終了します」のダイアログが・・・。
何事もなく更新は終了。そして再起動。

そこまでは順調だったのだが、再起動後はネットに繋がらない。
ADSLモデムの電源を落としてみたり、考えつくことはやってみたがみんなだめ。
リナックスではとくに問題なし。ということはハードウェアには問題ない?
ウィンドウズアップデートに問題があることは分かったが、だったら何故繋がらない。

こんなときデュアルブート環境はありがたい。UBUNTUを立ち上げて情報集め。だが、いくらなんでもそんなにはやく情報はないだろう。
その通りでした、なにも分かりません。

仕方なく、思いつくままに設定を弄ってみる。
まずゾーンアラームを疑う。で、ゾーンアラームをシャットダウンして、代わりにWindowsのファイアウォールと入れ替え。するとネットに接続できた。やはり犯人はゾーンアラーム?
でも、シャットダウンさせたままではなんとなく気持が悪い。
セキュリティレベルを下げたらどうなる?
インターネット接続のセキュリティレベルを「高」から「中」へ下げてみると、これでも繋がる。

後日、ゾーンアラームのサイト(英文)を覗くとその不都合なことが書いてある。
最新版をインストールすれば解決するそうだ。
で、やむなくクリーンインストール。登録も初めからやり直し。
結局、インターネット接続のセキュリティも「高」でOKのようです。
ただし、残念ながら英語表記です。

一方、リナックスのUBUNTUのアップデートでもちょっとした問題が発生。
ソフトウェアアップデートが表示されたので、なんの警戒感もなく、すぐにクリック。フラッシュプレーヤーが更新されるらしい。
ところが、更新成功とはなったもののどうもおかしい。音がない。

ボタン類のオンマウスとクリック時のサウンドはきちんと出る。ユーチューブの音声もきちんと出ている。
だが、私のクラシックギターサイトの音が聴こえてこない。
自分で演奏した曲をバックに画像をフラッシュで動かしているだけのシンプルなページながら、肝心の音が出なけりゃ、なにがクラシックギターか、といった感じ。

Windowsと違ってリナックスの場合は情報が極端に少ない。一応調べてはみたけれど、ちょっぴりあきらめムード。
そのうち、修正版が出るだろうとの淡い期待は持ちながら

ウインドウズ・ビスタの評判があまりよくないらしい。
それもそのはず、XPよりもパフォーマンスが劣っているとなると、使ってみようかとさえ思わない。XPで十分。そのへんを気にしてか、ウインドウズ7が最近話題になっているとか。
そのXPでさえ、最近は立ち上げることも少なくなってきた。
リナックスのUBUNTUとかFedoraでだいたい用が足りる。

しかし、UBUNTU8.04とFedora9の最新版にはちょっとがっかりの面があります。
今までウインドウズとリナックスのデュアルブートにはとくに問題もなくインストールできたのですが、今回ばかりはうまくいきません。なにか、急に敷居が高くなったような感じです。

7.10からアップグレードしたものの、日本語入力に問題のあるUBUNTAU8.04にはひとまずお別れをして、しばらくの間Fedora9を使っていました。
今回は初めて64ビット版をインストールしてみたのですが、メリットよりもデメリットの方が多いような気がします。
一番の問題はFirefoxなどのブラウザでフラッシュが使えないこと。
フラッシュが64ビットに対応していないのが使えない理由らしいのですが、ネットで調べてみると使えないことはないという。だが、その作業はちょっとばかり煩雑で面倒。
フラッシュが使えないと、デジタルチラシも見られない。ということで、64ビットはまだ時期尚早とあきらめました。

次に、i386のFedora9をインストールしてみましたが、64ビット版と違ってこちらは何回やってもインストール途中でフリーズする。メディアチェックを試みてもとくに問題なし。
やむなくFedora8をまずインストールしてアップグレードをすることにしました。こちらの作業は問題なく終了。
ただ、どうしてなのかFedora9でのFirefox3の動きは非常に重い。

せっかくなので、リポジトリを増やしてちょっぴりFedoraの未来を探検してみました。
どうやらFedora10のテスト版のようですが、OpenOfficeはバージョンが3となっています。Firefoxはコードネームが使われているのかぜんぜん別の名前です。
問題なく動いているので、しばらく使ってみましたがちょっとやり過ぎの感も・・・。

ひと通りFedora体験を終え、またUBUNTUに戻ってみることに。
前回はダウンロード版を使って失敗したので、今度は雑誌の付録のCDに収録されているUBUNTAU8.04を利用。
問題なくインストールできると確信していたのに、インストール途中、まったく前回と同じところでストップしてしまう。
ハードウェアに問題があるのだろうか?

で、前回と同じ7.10からのアップグレードに再挑戦。
UBUNTU7.10はなんの問題もなくインストールできるから憎たらしい。途中の作業はまったく同じです。無事にアップグレードは完了。
しかし、なんのことはない、また同じ問題が・・・。
日本語入力が・・・、親指シフトはまたしてもだめ。

そんなわけで、ちょっとばかり長い期間、親指シフトはあきらめ、ローマ字入力に設定を戻してしまいました。
久しぶりのローマ字入力なのですが、意外と使えたりします。
でも、やっぱり使いにくさは相変わらずです。
そのうちアップデートのときに解決するだろう、なんて呑気に構えていたわけですが、どうも、いつまでたっても改善しない様子。

UBUNTUのフォーラムで調べてみると、/etc/X11/xorg.confのファイルに問題があるとか。

Section "InputDevice"
Identifier "Generic Keyboard"
Driver "kbd"
Option "CoreKeyboard"
Option "XkbRules" "xorg"
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp,jp"
Option "XkbVariant" "Latin"
Option "XkbOptions" "grp:alt_shift_toggle,grp_led:scroll"
EndSection

この記述の中の"Latin"を"106"と書き直したらひとまず解決しました。
これで問題なく親指シフトは使えるようになったのですが、キーボードの設定を変更しても再起動後にまた元に戻ってしまう設定も残っているようです。

まあ、とにかく親指シフトが使えるようになったことにはちょっぴり感激です。

一昨日、木曜はIDDM(一型糖尿病)の定期検査と診察の日でした。
血液検査、尿検査の結果はHbA1c以外はとくに問題なし。その問題ありのHbA1cは三回連続の横ばいで数値は7.1。IDDM患者なのでHbA1cが高いのはどうしようもないことですが、インスリン自己注射をしながら、なおかつ低血糖をほとんど起こすことなくこの数値はまずまずではないかと・・・。

低血糖を覚悟すれば、HbA1cを6%台に下げることはそれほど難しいことではないことはよく分かっています。
だが、そこまでやる必要があるのかどうか。低血糖なしでHbA1cが下がってくれれば、それこそラッキー!・・・なんて感じです。

ところで、今回から超持効型インスリンのメーカーが変りました。
不平不満の種だったランタスともひとまずお別れです。ひとまず、と言うことはまた使うかもしれない?
・・・ん、そうかも。
で、これから当面はレベミルを使うことになりました。

ただ、ひとつだけ問題が残ります。
地球に優しくない使い捨てなので値段がくくっと上がりました。ポイ捨て料が一本あたり800円だそうです。私の負担は3割なので一本あたり240円です。
せっかく使い捨てのノボラピッドからカートリッジ式のヒューマログに変えたばかりなのに、ちょっと残念。

ま、ランタス君の使いにくさには辟易していたから、高くなったとは言え、嬉しさもちょっぴり、が正直なところです。
それでもヒューマペンの使いやすさにはとてもとても敵いません。
それだけヒューマペンには素晴らしいものがあります。

今回の支払いは、検査料、診察料、薬代の合計12,220円。
このところ、だいたい11,000円台だったので、少し上がったかな。
スーパーのレシートみたいに一目瞭然は無理としても、どうして上がったのか分からないというのはなんだか気持が悪い。

UBUNTUを最新の8.04にアップグレードしたが、日本語入力がうまくいっていない。普段使っている親指シフトはだめ、ではローマ字入力で、とやってみたがこれもちょっとおかしい。
どうやら、変換、無変換キーが正常に動作していないようだ。ローマ字入力でスペースキーを使うことで変換は可能だが、変換キーでは変換できない。

そういうわけで変換キー、無変換キーを頻繁につかう親指シフトはまったく使用不可能。
KDE環境をインストールし、キーボード設定を変更したりすると親指シフトも一時的に使用できたりするが、再起動すると元に戻り使えなくなる。

クリーンインストールではなくアップグレードによって、メール設定やデスクトップ設定、日本語入力設定などが7.10からうまく引き継がれたとほくそえんだものの、親指シフトが使えないとなると使い続けることはちょっと無理。

で、リリース直後にダウンロードしておいたISOイメージをCDに焼き、クリーンインストールを試みた。だが、これも途中でエンジン故障した車のようにうんともすんとも言わずにストップ。
さて、困った。

一応、日本語入力のときはキーボード設定をいじり、なんとかそのまま使い続けているが、近いうちにFedora9のリリースを告げるアナウンスが。
いったんFedoraをインストールしてUBUNTUをフォーマット。しばらくFedora9を使ってみて、結果UBUNTUに戻すと言うのが最善なのかも。

ここしばらく、FedoraからUBUNTUに乗り換えていた理由はOpenOfficeの使い心地。
リナックスとウィンドウズの両方でカルクのファイルを編集しているのだが、FedoraとWindowsとではどうも相性がよくない。双方でコメントの表示位置がかなりずれてしまう。これがUBUNTUとWindowsではずれないからこれまた不思議。同じリナックスなのにどうしてこれほど違うのかがほんとうに不思議だ。

そういうわけでUBUNTUを使い続けたいところだが、新しいFedoraがどのくらい変わっているのかにも興味がある。

ところでFedora9はいつリリースされる?

受難

NHK教育で「ヨハネ受難曲」をやっている。その放送を観ながら(聴きながら?)この文章を書いている。

そう、今日(正確には昨日)はキリスト受難日。
毎年、暦上を動くので決まった日付ではない。そして、日曜日が復活祭。
私はキリストの復活を信じているので、キリストの成した奇跡も問題なく信じることができるが、世間ではそんな馬鹿なと思っている人も少なくないらしい。

主の祈り

天にまします我らの父よ、
ねがわくはみ名をあがめさせたまえ。
み国を来たらせたまえ。
みこころの天になるごとく、
地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
我らに罪をおかすものを 我らがゆるすごとく、
我らの罪をもゆるしたまえ。
我らをこころみにあわせず、
悪より救い出したまえ。
国とちからと栄えとは、
限りなくなんじのものなればなり。
アーメン。


使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。
我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、おとめマリヤより生まれ、
ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け十字架につけられ、
死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、
三日目に死人の内よりよみがえり、天にのぼり、
全能の父なる神の右に座したまえり。
かしこよりきたりて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。
我は聖霊を信ず。
聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、
からだのよみがえり、とこしえの命を信ず。
アーメン。 

Ubuntuの設定メモ

Windowsとのデュアルブート環境でのUbuntu設定メモ

●「StartUp-Manager」のインストール
「アプリケーションの追加と削除」で、「すべての利用可能なアプリケーション」を選択
「システムツール」をクリックして「StartUp-Manager」にチェックを入れ、インストール
これで、ブートローダーの設定が変更可能

●「Splash Screen」のインストール
「アプリケーションの追加と削除」で「その他」をクリック、「Splash Screen」にチェックを入れ、インストール
だが、画像は設定できるが背景色の設定はできない
ログイン後の背景色変更を参照

●ログインテーマ、ブートローダー背景画像、スプラッシュスクリーン、デスクトップ背景画像、デスクトップテーマ、アイコン、カーソル等は下記のサイトからダウンロード

Art.gnome.org
http://art.gnome.org/
GNOME-Look.org
http://www.gnome-look.org/

●ログイン後の背景色変更
Splash Screenでは画像の変更はできるが背景色は変えることができない
端末を起動して
sudo gedit /etc/gdm/PreSession/Default
と入力
表示された画面を下方へスクロール
BACKCOLOR="#dab082"
の色番号を書き換える
BACKCOLOR="x"
と書き換えればログイン画面の背景色が適用される

●SCIM入力メソッドで親指シフト入力の設定
SCIM入力メソッドの設定画面、フロントエンドの全体設定
「ホットキー」の「開始」をキーコード、「Henkan」に設定
モデファイアを「リリース」にチェックを入れ、追加をクリック

IMエンジンのAnthy設定
「一般」メニューで「ローマ字入力」を「親指シフト入力」に変更
「キーバインド」メニューで
「キーバインドテーマ」を「標準」から「Microsoft IME」に変更
「機能」で、「変換」のキーバインドから「space」を削除、
「選択文節の確定」のキーパインドに「space」を追加
「次の候補」のキーパインドから「space」を削除
「次の文字種に変換」のキーバインドに「無変換」を追加
「ひらがな変換」のキーバインドに「無変換」を追加

次に、メニューの「かな入力」をクリック
親指シフト配列の「右親指シフトキー」から「space」を削除
同時打鍵時間を200ミリ秒から100ミリ秒に変更(この数値は打鍵ミスが起きないように適宜調整)

続いて、メニューの外観をクリックし、背景色、文字色をATOK風の色に変更

●「:」キーにバックスペースを割り当てる
テキストエディターで
keycode 48 = BackSpace asterisk kana_KE
keycode 211 = colon underscore
と入力し、ファイル名を.Xmodmapとしてホームフォルダに保存
端末を起動して
$ xmodmap ~/.Xmodmap
と入力し、Enterで実行
これで「:」キーがBSキーに変更される
「:」は「\(バックスラッシュ)」に移動

再度ログインすると、上記のコマンドを読み込むかどうか聞かれるので、読み込みのほうに入れてOKをクリック
次からはこのダイアログは表示されない

カラマーゾフの兄弟」全5巻をやっと読み終えた。

第4巻はドミトリーの有罪判で終わっている。別巻があるということは知っていたが、とくに読む必要はないかなと考えていた。
ところが、書店でその別巻を立ち読みしていると、まだ物語は続いている。そう、単なる別巻ではなく、エピローグ・別巻となっている。調べてみると、エピローグというのは、詩歌、小説、演劇などの集結部を意味するらしい。

そういうわけで、すぐに買い求めつづきを読み始めた。
エピローグは約60ページですぐに終わった。
第1巻からエピローグまで総ページ数は2,000。何ヶ月かかったことか。しかし、よくもまあ読み続けたものだ。

エピローグのあとは、訳者による「ドストエフスキーの生涯」「年譜」「解題「訳者あとがき」となっている。
訳者による解題を読んでいて、じつはあまり深く読み込んでいなかったことに気付かされた。ひと通り読み通したと言うのが実感。

トルストイとかドストエフスキーの小説などというと、たいていは途中で挫折してしまうのが常だったが、この小説は最後まで読み通した。
訳者が書いているとおり、平易な生きた言葉で書かれていて、リズム感もばっちり。飽きることなく読むことができる。とにかく面白い。

ロシア文学は名前がつまずきのひとつらしい。この小説では訳者ができるだけ簡略化したと書いているが、正式名で書かれている後にすぐに愛称出てきたりして、ときどき混乱させられる。
この文章も名前を愛称で書いたらいいのか、それとも正式名で書いたらいいものかちょっと戸惑う。

だが、エピローグを読み終えるとなぜか物足りなさがつきまとう。どうしてか?
兄弟の物語が中途半端なところで終わってしまっているので、どうしても消化不良を起こす。そのあとどうなった?
それと、途中で出てきたリーズはいったいどうなる。コーリャは?
イワンは?クルーシュニカは?カテリーナは?さらに有罪となったドミートリーは?
皆どうなったのか?
それよりも問題なのは、主人公アリョーシャはこの後どうなったのか?

訳者の解題にそのへんのことが書かれている。
カラマーゾフの兄弟を書き終えたあと、ドストエフスキーの突然の死が葬り去った、書かれることのない第二の小説があったのだと言う。
確かにそういうことでないと私にも納得できない点が多い。

第4巻に、ストーリーとは脈絡がなく少年たちとアリョーシャの物語が書かれている。小説を読み終えると、あの少年たちはいったいなんだったんだと言う疑問がわいてくる。
エピローグで再び最後に少年たちが出てくる。そして、最後に「カラマーゾフ万歳」で物語は終わる。これって、いったい・・・。

訳者も書いているように、この第二の小説は想像するしかないようだ。なんのメモもそのことについて作者は書いていないらしい。二度と書かれることのない小説のことをあれこれ詮索するのもいいが、わたしの今の気持は他の小説も読みたくなってきた、に傾いている。
それよりも、解題に出てくるゲーテのファウストの方に関心が移っているのかもしれない。

放蕩生活をしたあげく、冤罪の十字架を背負いながらも生き抜こうと決心するドミートリー。
神に愛され、祝福されて生きているように見えるアリョーシャ。
一方、幻覚となっているが、じつは悪魔に魅入られたイワン。
イワンが悪魔めがけてコップを思いっきり投げつけると、悪魔が言う。「マルチン・ルターが投げつけたとかいうインク瓶、思いだしましたよ!」と。

聖書のヨブ記の解説でもゲーテのファウストが出てきた。私は読んだこともないし、なんの知識もないが、悪魔と人間との関わりが主題になっているということはなにかの本を読んで知っている。
しかし、ただそれだけしか知らない。
だが、このファウストを読みたくなった。

通院

昨日は毎月恒例の内科外来通院日。
雪もやんで、天気はまったく心配無用の自転車通院。ただ、北風が強いのでサングラスは必要だったかも。風があるとどうしてもほこりが目に入ってくる。おまけに途中で道路工事をやっていたからたまらない、まともに目を開けていられない。そんなわけで、途中で自転車を停める場面がしばしば。ほこりが目に入っても風の強い場所では簡単にはずせない。涙でほこりを流してしまうのがいちばんいい。他人が見たら何事と思うだろうけど・・・。

今日も診察1時間前の受付。受付を済ませ、そのまま処置室で血液採取、そして2階で尿検査。そしてゆっくりと診察を待つ。受け付け後、延々と待たされるよりも、すぐに検査というのはなんか得をしたような気分。
少し時間が余分にかかるが、その日に結果がわかるのでこのほうが、一ヶ月後でないと検査結果が分からない今までの方法よりもはるかにいい。

そして、診察。
検査の結果、HbA1c(グリコヘモグロビン)は7.1と前回よりも0.1ポイント良くなった。ほとんど横ばいと言ってもいいくらいだが、このところの血糖値測定表を見ると、とてもHbA1cが7.1で収まる血糖値とは思えなかった。7%台後半か、場合によっては8%台にまで悪化したかなと考えていたので、今回のHbA1c7.1はちょっぴり驚きの数字。
しかし、前回投稿時のグラフを見ればわかる通り、7%台というのはあまり褒められた数値ではないことも事実。

さて、話は前回処方されたベイスン錠のことへ。
腹痛と下痢で一週間で服用を止めてしまったと告げたら、主治医はちょっと残念そう。服用していればもっといい状態になったはずと考えているようだ。
そこで今回は同じ作用の薬、グルコバイを処方すると言う。ただし、私があまり乗り気でないこともあって2週間分だけ。私としては服用する気持もないのだが、少しは主治医の顔も立てねば。

結局、昨日の診察時の要約は、
1、HbA1cの改善(インスリン量は現状のまま)、7%から6%台に
2、ベイスン錠に代わりグルコバイ錠の使用
3、CK値の異常(おそらく、自転車での筋肉痛ではないかと判断)

今日の診察と薬の料金は総額12,030円。
4週間に一度にしてはちょっと高い、かな。

HbA1cが上昇

先週の木曜1月10日は今年初めての内科外来。

HbA1c(グリコヘモグロビン)は残念な結果に・・・。
7ヶ月間続いていた6パーセント台のHbA1cが7.2パーセントに後退。7パーセント台に後退と言ってもとくに心配する数値ではないが、しばらくの間6.5以下だったので急上昇の感じは否めない。
そのへんも気になったのか、主治医の見方も少し深刻風。

原因は食事内容にあることが検査結果にもはっきりと出ている。今回、中性脂肪が基準値を大きく上回った。過去にも中性脂肪の数値が高くなったときがあり、そのときは常食のチーズの量を減らすことで解決した。だが、今回は食事内容そのものにありそうだ。だが、体重は目立って増えているわけでもない。

太ってくればズボンのベルトの穴に変化が出てきそうなものだがそれもない。ただ、きちんとした体重測定はやっていないのであくまでも感覚的なもの。もしかすると体重が少し増えているかもしれない。

以前は、私自身の食事を自分で作っていたが、今現在は母の食事も一緒に作っている。介護認定3になった母にとっては食事を自身で作ることは少し無理が出てきた。食料の買い出しも私が一緒に行かなければ無理の状態になってきた。
そんなわけで、私がすべてをやっているのだが、それがちょっと仇になったようだ。

厳重なカロリー計算をやっているわたしの食事を母が食べることはほとんどない。牛乳嫌いな母には口が合わないようだ。
そこで、母用に作った料理を私も一緒に食べていたが、それが血糖上昇を招いたのかもしれない。
解決策として、今年から、少し面倒でも母の食事とわたしの食事は別々に作っている。

それともうひとつ、食後の血糖上昇が激しいのではということで、毎食事直前にベイスン錠(血糖上昇抑制剤)を服用することになった。このベイスン錠、過去何回も服用しては中止を繰り返していたが、ここ数年は服用していない。

ベイスン錠が蔗糖をブドウ糖に変えるのを抑制するための薬のため、低血糖のときの砂糖の摂取は不可となっている。ブドウ糖そのものを摂らなければならない。ブドウ糖を多く含む清涼飲料水はHI-Cオレンジ、はちみつレモン、マミー、HI-Cアップル、コカコーラなど。だが、普通の飴ではだめなのでちょっと面倒だ。

もう一点気になるのは、やたらと腹が張って、ガスが頻繁に出ること。気にしなければいいことだが、頻繁に出るとこれはちょっと気が重くなる。
そして、服用して5日ほど経過したが、未だにその効果は出ていない。
もう少し様子を見て、効果がない場合は服用を中止するかも。問う言うより、もう止めようと考えている。

前回の診察以来、血糖管理は思ったように進んでいないので、今のままではHbA1cの6パーセント台復活は無理かもしれない。
主治医は6パーセント台後半がちょうどいいとは言うが、なかなか言うほどには簡単ではない。

前回診察時の支払額は12,180円。4週間ごとの診察にしては費用がかかりすぎではないのか?
5週に一度に戻そうか。

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