春のワルツ最終章

春のワルツが終わってしまった。
なんだかんだと批判めいたことを書いてきたが、終わってしまうとなにか寂しさが残るから人の心はうつろいやすいということか。

チェハとウニョンがオーストリアで出会う場面と結婚式の場面はYouTubeで見て分かっていたので、結局ハッピーエンドで終わることは事前に承知していた。
だが、前回までのストーリー展開では、そのような気配はまったくなかった。予告編でも、違う方向に進むのかなと考えていたが、どのようにして最終話でハッピーエンドにもってゆくのか興味津々で見ていた。

記者会見でのスホの父親によるスホの否定とその後の交通事故死。
そして、チェハが指に怪我をしてピアニストであることを断念。そしてオーストリアにイナと一緒に旅立つ。
しかし、イナはチェハとの結婚を諦めて韓国に帰国し、逆にウニョンにオーストリア行きを勧める。
なんという勝手な言い分なのだろうか。それともほんとうに良心から?

ウニョンもすぐにオーストリアに向かうが、住んでいる場所は聞いてこなかったのだろうか。前回、島でチェハと偶然かそれとも必然か、とにかく林の中で出会うが、今回も同じような出会いが待っていた。
オーストリアの街の小さな橋の上でチェハとウニョンがまるで偶然に出会うなどということは、もう運命的出会いを超えてしまっている。もし言えるのならば神の摂理といった方が良いくらいだ。

場面は韓国の島に戻り、チェハとウニョンはウニョンの母の墓の前で二人の結婚を報告する。
そして、結婚式へと場面は急展開。

こうなることは分かっていたが、ちょっと意表をつかれた感じ。
でも、よかったよかったでいいのかな。
実際は、これからが大変なのだが、いまはそんなことはどうでもいい。そう思えるくらい祝福してやりたくなるから不思議だ。

しかし、最終章一話では少し強引だったかなと言う感じは捨てきれない。今までのゆっくりとした展開とはうって変わって、今回の最終章は急展開の連続。まあ、このくらいの展開のほうが見ていて面白いけれどもね。

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