無償のStarSuite8

GoogleパックにStarSuite8が入ったので、さっそくインストールしてみた。
OpenOfficeの有償版だったので使い勝手はまったく同じはず。
以前は4,000円程度で売られていた。それでもマイクロソフトオフィスよりははるかに安かったが、今度はそれが無料になったというわけだ。

Googleパックは便利なのでいろいろ使わせてもらっているが、グーグルデスクトップとノートンセキュリティスキャンは使っていない。
でも、もしもこれをマイクロソフトが売り出したら、いったいいくらぐらいになるのだろうか。おそらく数万円?
しかし、グーグルはやるね。

ウィンドウズは未だに使っているが、インターネット・エクスプローラーは何年も前から使っていないし、アウトルック゛エクスプレスもほとんど使っていない。オフィス2000プロまではマイクロソフトだったが、これも今ではまったく使っていない。

今のところ、ウィンドウズ・ビスタも使う予定はまったくなし。ウィンドウズは3.1からXPまですべて使ってきたことを思うと、私の中では時代が変わってしまった感じだ。
ウィンドウズはこれからも無くならないだろうか、ウィンドウズ以外の選択肢はないという状態は変ってゆくにちがいない。

ところで、このStarSuite8の使い心地。
私が使うのはこのうちのカルクだが、OpenOfficeで作ったファイルをStarSuite8に関連づけると簡単に開くことができる。インターフェースもOpenOfficeとほとんど同じだ。

ただ、最初の起動時間が2分ちかくかかった。どうしてなのか分からないが、2回目からは1分くらいで起動する。
OpenOfficeもウィンドウズでは少し起動に時間がかかる。リナックスでは3~40秒で起動するが、ウィンドウズでは1分以上かかってしまう。カルクのデータが3シートあり、いちばん長いシートが1,300行を超えているので、多少時間がかかるのは分かるけれども、それにしても時間がかかりすぎる。

OpenOfficeカルクでの問題点はどうなってるのか気になったのでさっそく試してみた。
最新版のOpenOfficeにアップデートしたら一時的に直ったが、最近また頻発しだした、日本語変換ソフトJapanistを立ち上げたときのフリーズ現象。これがStarSuite8カルクを使うと不思議と起こらない。まだ、何日も使ったわけではないので、はっきりしたことは言えないが、今のところ問題はない。

それと、もう一点。セルの文字色や背景色を数行にわたって選択範囲を一気に変更すると行の高さまで変ってしまうしまう不思議な現象。これがStarSuite8カルクだとまったく問題がない。
リナックスではまったく問題がないのにウィンドウズでは変な現象がいくつか起こる。
OpenOfficeはウィンドウズでもリナックスでもOSに関係なく自由に使えるのが魅力のひとつだが、カルクに関しては残念なことにまったく同じ使用環境にはなっていない。

私はセルの数字の説明にコメントをよく書き込む。ところが、書き込んだコメントの表示位置がウィンドウズとリナックスではかなりのずれがある。ずれていても同じウィンドウズ内に表示されるのならまだ我慢できるが、ウィンドウをはみ出してしまうから始末が悪い。
この現象は、残念なことにStarSuite8でも変わらない。

無償で使えるStarSuite8のリナックス版はまだないが、体験版があるらしい。うまくインストールできたら使ってみようと思っている。
リコーのフォントが入っているらしいので゜、満足できるフォントの乏しいリナックスでは魅力的だ。

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