今日は通院日

今日は5週に一度の内科外来。
というわけで、この猛暑のなか、自転車で病院まで片道30分、なんとか行ってきました。
一晩中、扇風機を回したまま寝たせいか、朝の目覚めから体調が悪く、鼻水が午後になっても止まらない。体温を計ってもとくに異常はないので、そのまま病院へ行くことにした。というよりも、インスリンの予備がまったくないので来週まで待つのは無理のよう。今日行くしかない。

病院内は思っていたよりも冷房が効いていないので、くしゃみ連発にはならずに済んだ。普通だったら暑いなあ、と思うくらいの温度だが、今日は逆にそれが幸いした。いちおう、マスクを持参したがそれも使わずに済んだ。
我が家でも、私はまだ冷房とは無縁の生活。どうも効きすぎていく冷房はたちまち体調悪化になってしまう。
で、今日の診察の結果。
前回の血液検査のHbA1cは6.4。これは前々回とまったく同じ数値。今度も目標値の6.5を切った。またまた優秀賞間違いなし。
が、主治医の先生、「ちょっと低すぎる」と前回のときと同じことを言う。「7パーセント前後がちょうどいいね」と。
先々月、6月の一カ月間の69以下の低血糖の回数は5回。だからそんなに低血糖を起したわけではないのでそれほど心配することでもないはず。
だが、先月一ヶ月の低血糖は12回。今月はまだ9日しか経っていないのに既に10回の低血糖を起している。今日発表されたの6.4のHbA1cは6月の血糖値によって出された数値。それほど低血糖を頻発したわけでもないのにHbA1cがこれだけ良い数値になるのだから、今日のHbA1cはもっと下がっている可能性は大。

私にも、最近どうしてこんなに血糖値が下がっているのか分からないが、この夏の暑さが関係しているのかもしれない。
そこで、主治医の提案。
まず、インスリン量を超速効型インスリンも超持効型インスリンも両方とも減らす。
超速効型インスリンは朝8、昼7、夕6として、今より3単位減らす。
次に超持効型インスリン。昼は8単位そのままにして、寝る前を6単位から5単位に減らす。
これで低血糖の頻発を防ぎ、HbA1cを7パーセント前後で落ち着かせるのが狙い。さあ、うまくいくかどうか。

もうひとつ、ヒューマログを今回中止していノボラピッドのみにした。
ヒューマログよりもノボラピッドの方が不快症状が弱く感じるのでそうしてもらったのだが、そんなはなし聞いたことないと主治医先生。
たしかにね、私も確信があるわけではないが、少しでも不快症状が改善されるのなら、それで良いと思っている。
だいたい、ヒューマログとノボラピッドを使い比べている人などそう多くはないはずだ。
ヒューマログはカートリッジ式が使える。しかし、この病院ではノボラピッドのカートリッジは扱っていない。使い捨てのみだ。

私は価格のこともあるが、使い捨てはどうしても好きになれない。
使い心地も、慣れてくるとカートリッジ式の方がはるかに良い。
今日も薬局でそのことを話したら、もし故障したときのことを考えると使い捨てのほうが安心できると説明してくれた。
しかし、カートリッジを同じ形状にして、注射器をいろいろなメーカーが作ればもっと信頼のできるものができるはず。故障のときのために予備の注射器を持ち歩けばいいだけのはなしだ。
注射器とカートリッジを一体型にして、価格を上げ、さらに使い終わったら全部ぽいと捨てる。なんともったいないことをするのだろう。

この病院でIDDM(一型糖尿病)の患者は何人いるのですか、と主治医に聞いてみた。主治医先生、常駐ではないので実際のところ分からないと言う。
一型糖尿病は二型に比べて発症者は非常に少ない。10万人に一人と言われているから、人口13万人の我が街では一人か二人くらいしかいないことになる。近隣の患者を含めてもそれほど多くはない。病院はいくつもあるから、ひとつの病院に一人なんてこともあり得る。実際、以前にも何回か同じ質問をしたが、結局分からずじまい。
だから、インスリンのことでとやかく言う患者などそんなにいるはずもない。だからといって、使い捨てを使いたくない患者にはカートリッジ式を処方してもいいと思うのだが、それもいまはだめのようだ。

今日の病院での点数は基本診療料が3200点、投薬料が201点、検査料722点、合計4123点で総支払額12,370円。総支払額10,000円以下にしようとの目論見は今のところ無理かな。
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