FedoraとUbuntu、そしてWindows

Fedora7からFedora8にアップデートして約半月。初めのころはいろいろな設定が面倒で、インストールしたままWindowsXPを使っていたが、やっとメールと親指シフトの設定も終わり、最近メインのOSに復活。今では電源投入でFedora8が立ち上がる。

とは言っても、Ubuntuにも気持が惹かれていたので、こちらもインストールしてみた。
うまくいけばマルチブートとなったわけだが、Fedora8を残したままUbuntu7.10をインストールしたものの、ブートローダーがFedora8を認識してくれない。どうもパーティション設定が正しくなかったようだ。

Ubuntuのデスクトップが表示されたとき、驚いたことにWindowsXPのパーティションがアイコンとして並んでいる。しかも、アイコンをクリックするとWindowsXPのファイルがズラズラと出てくる。そのファイルかUbuntu上で開けるからまたまた驚き。

たとえば、ビデオファイルをクリックすると必要なコーデックを検索し、見つかると自動的にインストールしてくれる。なんとも至れり尽くせりだ。簡単にWindowsXP上のビデオファイルがUbuntuで観ることができる。
Ubuntu恐るべし! こんな芸当を見せられるとUbuntuにグラッと傾いてしまったが、じつは、今はFedora8に戻している。
つまり、Fedora8を再度インストールしたというわけ。

できればUbuntuを残したかったところだが、Fedora8のインストールでは手動で狙ったパーティションにインストールすることはちょっと無理のよう。仕方なくせっかくインストールされたUbuntuは削除するはめになった。できないことはないのだろうが、如何せん知識不足は否めない。

Fedora7に比べてFedora8外観は、全体的に手を抜いたかなといった印象がある。ちょっと野暮ったい感じがする。
デフォルトの背景が時間と共に変わるのは面白いが、これもくすんだ色がどうも好きになれない。
どっちみちデフォルトの背景を使うことなどないのでどうでもいいことだが、Fedora8が出たばかりなのにFedora9がちょっぴり待ち遠しい。

でも、中身は進歩しているようだ。
CNET Japanによると次の通り。

●Fedora独自の機能を削除できる。これで、簡単にFedoraからユーザー独自のディストリビューションを作れるようになる。
●接続されたプリンタの検出、ドライバの自動インストール、プロセス経過の通知が向上。
●時間の経過とともに徐々に色が変化する画面の背景。真夜中は暗い画像で、夜明けが近づくにつれて次第に明るくなり、日中は明るい青色になる。
●オーディオ機能を向上させるPulseAudioアプリケーション。たとえば、プログラムによって異なる音量を設定したり、ユーザーの切り替え時に音楽の再生を中止したりすることができる。
●GNOMEオンラインデスクトップ。ブログ更新の通知、再生中の音楽の情報などをグループで共有できる。
●ティックレスカーネル。コンピュータがビジーでない場合にアイドル状態にして、消費電力を下げ、効率を高める低レベル機能は、Fedora 7では32ビットシステムのみ対応であったが、Fedora 8では64ビットシステムでも利用できるようになった。
●Linuxのかねてからの問題にも対応している。サスペンド機能、特殊キー、モニタのバックライトなどのノートPC機能のサポートが強化されている。

ざっと上記のような感じで進歩しているらしい。
使い心地も悪くないし、何よりいろいろ設定を変更したり弄っていて楽しい。
ウィンドウズでしか使えないソフトが多い現状では、まだ完全にリナックスに移行することはできないが、たいていのことはリナックスでもできるようになってきた。
ウィンドウズ離れがさらに進んだことは間違いない。

1 Comment:

  1. Anonymous said...
    donna koto iutoka wakannai nihongoga mada jyojunaidakara?

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